「思郷」
しきょう

江戸・明治時代の女流詩人 梁川紅蘭(やながわこうらん)の詩。「思郷」2首の「其の二」。


紅事闌珊緑事新
毎因時節涙霑巾
遥知櫻筍登厨処
姉妹団欒少一人

こうじらんさん りょくじあらたなり
じせつによって なみだ きんをうるおす
はるかにしる おうじゅんちゅうとうのところ
しまいのだんらん いちにんをかくを

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