表千家の講習会

表千家教授会

表千家教授資質の一層の向上と、家元との親睦を深めることを目的とした本会は、平成29年に発会し、現在約1,700名の方が在籍しています。
表千家教授資格を有した方で、取次実績等の一定の条件を満たした方々が入会されています。
毎年開催される「表千家教授会特別講習会」では、茶道会館にて家元教授による講義ならびに実技講習が行われています。

不審菴短期講習会

昭和52年に開講された本講習会は、表千家茶道の次代を担う若い世代の方々の育成を目的としています。一週間の講習は家元の空気を直に体験することに重点が置かれ、講習生は家元教授、家元内弟子から直接水屋の準備や仕舞い方、薄茶点前など、釜を懸ける基本を学びます。
表千家茶道を志す同世代の仲間と共に、自らを研鑽することができる本講習会は、受講生にとって人生の大きな財産となっています。春、夏の年2回開催(6泊7日)。

短期講習会修了生の集まり

不審菴短期講習会は、9,000名以上の修了生を送り出しています。若き日に共通の経験をされた修了生がその後も交流を深め合い、また受講当時の志を新たにする機会となるように、継続して家元での集まりを開催しています。

一般講習会

家元講師(内弟子)の指導による、薄茶・濃茶など基本的な点前についての講習です。
「支部総会」と併せて開催されます。

資格者講習会

「表千家講師」「表千家教授」の資格を有する会員を対象とし、家元の定めた課程にもとづき実技指導をおこないます。各支部で開催。

教授者講習会

茶道を教えている「教授者」を対象に、指導の基礎を修養します。これを修め、さらに修練を積んだ会員は「表千家教授」となります。