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1月は元旦の大福茶に始まり、8日に今宮戎の献茶、10日からの初釜へと続きます。1日の大福茶は、早朝お家元がお出ましになられ、台所にある井戸から新年最初の若水をくみ、釜に入れ、大晦日からの埋火を熾(おこ)し、炭点前をされ、最後に台子の飾りを改められます。玄関は十徳や紋付き袴の正装で、奥の居間で宗匠方御家族に新年の御挨拶をさせていただきます。その後、梅昆布茶を飲み、お屠蘇を年少者から順に頂き、お雑煮を食べます。
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