表千家の茶事第一回 もてなしの心
表千家 内露地
茶事には主題が必要です。テーマですね。お祝い事、又仏事(法要)で釜をかけるか。
亭主が客を迎える心持ちは道具の取り合わせにあります。昔から表千家では、もてなしの心は道具に語らせるといいます(※少し難しいです)。
表千家に入門すると、最初の相伝として「習事」と「飾物」があります。これは、六代目の家元“覚々斎”(元禄・正徳・享保年間、今からおよそ300年ほど前)が考案したものです。道具に対する点前の扱いを中心に構成されています。
わかりやすく説明すると「その茶事の中心の道具が掛物とすると、掛物を主役として、他の道具類を脇役に配する」といえばわかりやすいですか。
いろいろなやりかたがあります。楽しみかたも多種多様です。