当店は、明和3年(1766年)に堺より京に出た初代が京菓子司・亀屋吉則さんで修行し、茶菓子との関わりから茶炭の商いをするようになりました。
以降、代々茶炭専門店として、御家元をはじめ各先生方に茶炭を納めさせていただいております。
茶道で使用される炭は一般にクヌギやナラを原木として使用しますが、その中でも最高とされる本場の池田炭を扱っております。
池田炭と言われる大阪北部地方は、樹皮が薄く肌目の細かい良質のクヌギの産地で、古くからの炭焼きの地です。
炭の原木となるのは7~8年もののクヌギです。クヌギ林は10年を目安に伐採し手入れをされると聞きます。
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