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東京は、明治以降大名屋敷は取壊しとなり、さらに関東大震災と空襲で焼けましたが、茶道を大切にした先人方によってお道具や茶室は処々に残されております。三井家の「如庵」始め根津美術館、畠山記念館、五島美術館、東京国立博物館、六義園、護国寺等々には茶室が点在しよく使われております。
表千家と長いご関係の三井家の三井八郎右衛門様は表千家東京稽古場の設立に尽力されました。表千家東京稽古場は昭和7年に建てられましたが戦災で焼失し昭和31年に再建されました。即中斎宗匠は竣工式で「この道場から伝統的な正統の茶道を東京に広めたい意がこもっている」とご挨拶されたそうです。建物のつくりも京都に似ており、正月の初釜の行事も京都と同様との事で正しい茶道を関東にも広めたいというお家元の意気込みが伝わってきます。 |
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表千家東京稽古場 露地 |
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