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表千家不審菴:利休をたずねる
表千家不審菴:利休屋敷跡(堺市)
利休屋敷跡(堺市)
千利休(堺の利休)
利休は大永2年(1522)、堺の納屋衆田中与兵衛の子として誕生しました。
天文4年、堺の念仏寺築地修理の寄進者の名の中に「今市町 与四郎殿 せん」とあり、14歳のこのころに堺の町衆として活動をはじめていたと思われます。
後に北向道陳に茶を学び、19歳のころ紹鴎に師事し、茶人として認められていきました。
また禅に傾倒したようで、20歳を過ぎたころ得度受戒し宗易の号を授かり、以後はこの宗易を名乗り、茶会記にその名が見られます。
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