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今年の3月号までの計3年間「日本の四季を彩る花々」をテーマに表紙絵を描かせていただきました。何分にも不調法者なのでご期待に添えないのでは…と躊躇(ちゅうちょ)していましたが、茶室・数寄屋建築研究の第一人者でしかも『茶道雑誌』の編集兼発行者の中村昌生先生からの熱いご推挙をいただき、僭越(せんえつ)ながら描かせていただくことになりました。
仕事の合間に『茶道雑誌』に目を通して驚いてしまいました。茶道のお作法については言うまでもなく各地の茶室や露地、お道具の紹介から美術史や偉人伝特集、はたまた旬のお料理や菓子のレシピ等々、内容の幅広さ、教養の奥深さに思わず引き込まれ、熟読してしまいました。毎月号を読破すれば私も一人前の知識人になれる!と楽観したもののそう単純に事は運ばずたちまち3年が経(た)ちました。
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