
表千家お家元でも「表千家祖堂」「絹本著色千利休像」「瀬戸黒茶碗」などの指定文化財を所有、守っておられるところでございます。
近年指定は受けていないけれど、歴史的価値の高い建造物、美術工芸品等もあり、これらを含めこれを守ってゆくことについて、経済的・社会的環境の変化から、非常に難しくなってきていることは事実です。
特に経済的な面で文化財を保存してゆくことは難しく、それゆえに放棄され取り壊されてゆく物件も少なくはありません。
今後文化財所有者において、どのようにこの問題をクリアしてゆくかを検討してゆかなければならないと思われます。
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