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最後になりますが、当庵でもお家元並びに当庵保存会会員様のご支援によりまして、釜を掛けていただいております。
年間数回お世話になっており、会員皆様におかれましてはひと時の社交の場として、大変喜んでいただけておられますようで、本当に感謝の念に堪えません。
恥ずかしながら、私も6年前の突然の先代の遷化(せんげ)により、住職を引き継ぎ、本格的に茶の湯を志すこととなったばかりの全くの未熟物でございます。
このような身ではありますが、待庵その他の重要な文化財を守ってゆくことは私の人生の中で一番の使命であると心得ております。
これからも今まで先人の築き上げられたものを踏襲しつつ、時代に合った方法で百年先・何百年か先の未来永劫まで、これら文化財の姿を変えることなく大切に守り伝えてゆく所存でございます。
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