この夏はロンドンでエアショーがあり、航空保険の交渉と飛行機メーカーの社長に会うためイギリスへ出張したが、コッツウォルズのアンティークショップで面白い物を見つけた。昔のイギリス人がキツネ狩りやゴルフの時、ウイスキーを野外で飲むために作らせたのであろうか、真鍮で出来た六段に重ねて折り畳む事が出来る携帯式の、まさに「ぐいのみ」であった、これはまだ進水式を済ませておらず、どなたをビックリさせようかと楽しみにしている。
この様にぐいのみと言う、茶事に於いては、少々曖昧な存在が、お茶は素人の私に、思いもかけない楽しみの扉を開いてくれた。
改めてお茶の世界の大きさ・広さとその懐の深さを知り、少々僭越ながら、最近はお茶が苦手と言う友人達に、肩の力を抜いて、もっと気楽に楽しく茶事、茶会に参加することを、お勧めしている所である。
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