世界の喫茶文化

茶の湯の伝統

利休の茶の湯とその流れ

茶室と露地

形とふるまい

茶の湯の道具

茶の湯の楽しみ

静聴松風

茶人のことば

表千家の茶事

内弟子「玄関」の一年

四月 三八稽古

五月 初風炉

六月 梅雨の頃

七月 夏を迎えて

八月 残暑見舞

九月 初秋の候

  これまでの連載文

茶の湯の歳時

茶の湯の菓子

茶室への誘い

利休をたずねる

花所望

九月 初秋の候
北野天満宮献茶式

北野天満宮献茶式のお道具

京都近郊の献茶担当者は通常2人で行い、献茶開始 約2時間前には現場へ到着するのが、先輩方からの教えです。しかし遠い所ですと、11時の献茶でも家元をそれ相応の時間に出発しなくてはいけません。出発前には献茶の道具を車に積みますので、早朝に出勤することもあります。 献茶や茶会は沢山の道具や備品を持ち出すのですが、一つも忘れ物が出来ませんので、担当者は細心の注意をはらいます。
この様に毎年変わらず行われております献茶も、今年は新型コロナウイルスの影響により9月もほとんど行うことが出来ません。来年には終息していることを唯々(ただただ)願うばかりです。

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