世界の喫茶文化

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茶の湯の楽しみ

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茶人のことば

村田珠光「心の文」

その1

その2

その3

その4

武野紹鴎『山上宗二記』より

千利休『逢源斎書』より

千道安「茶の湯道歌」より

千宗旦「元伯宗旦文書」より

千宗旦「茶杓絵讃」より

江岑宗左「江岑宗左茶書」より

千少庵
   「少庵の事績 京都と会津」

随流斎『随流斎延紙ノ書』より

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村田珠光「心の文」その2
此道の一大事ハ、和漢之さかいをまきらかす事、肝要肝要、
初心の人躰か、ひせん物しからき物なとをもちて、人もゆるさぬたけくらむ事、言語道断也、
しかも、見せかけではなく、心の根底から出発して高い品格をそなえ、そののちにすべてを否定して冷えやせた、枯淡(こたん)の境地に至ってこそ面白いのだと主張しています。
珠光の生きた室町時代には、和漢連句(わかんれんく)という新しい文芸がはじまり、盛んにおこなわれるようになりました。それは、上の句を和歌で読めば、下の句を五言の漢詩の一句でうけ、さらに和歌、漢詩を二句、三句とくりかえしながら楽しむ文芸です。和漢連句は、まさに和と漢を兼ねそなえた文芸でした。珠光は、こうした文芸にも大きく影響を受けていたのでしょう。そして、和と漢の二つの要素が一体となった茶の湯を主張したのです。
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Japanese Tea Culture

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