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覚々斎 「象画賛」より
鼻やかに 日本にきわす 菅の笠
覚々斎筆「象画賛」に書かれている句です。

享保13年(1728)6月、ベトナムから二頭の象が日本にやってきました。そのうち雄の一頭は翌享保14年3月、長崎を出発して江戸に向かいます。4月には京都で中御門(なかみかど)天皇の天覧に供し、5月末には江戸に到着して、徳川八代将軍吉宗公がご覧になりました。
覚々斎の句の「鼻やか」は「華やか」とかけており、「日本にぎわす」とあるように、象の到来は日本中で大きな話題となったのです。

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象画賛
覚々斎筆「象画賛」
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