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表千家不審菴:利休をたずねる
永代寄進状

天正17年68歳の利休は、亡父一忠了専の50回忌にあたり、父母と早世した二児の追善法要を修し、自身と妻宗恩の逆修(ぎゃくしゅ)のため、大徳寺聚光院に永代供養料を寄進し墓碑を建立します。
聚光院に現存する寄進状に、「墓ニ石燈籠在之 利休宗恩 石燈籠にシュ名在之」とあり、墓石に朱で利休と宗恩の名を入れたことが分かります。
利休の墓は今も聚光院にあり、聚光院は千家の菩提寺として代々の家元もここに墓碑を建立しています。
永代寄進状
永代寄進状 大徳寺聚光院蔵 ※禁無断転載
利休と代々の墓
利休と代々の墓
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