世界の喫茶文化

茶の湯の伝統

利休の茶の湯とその流れ

茶室と露地

形とふるまい

茶の湯の道具

茶の湯の楽しみ

静聴松風

茶人のことば

表千家の茶事

内弟子「玄関」の一年

茶の湯の歳時

茶の湯の菓子

花見団子

柏餅

落とし文

水無月

琥珀糖

笹栗

これまでの連載文

茶室への誘い

利休をたずねる

花所望

茶の湯の菓子

柏餅
五月人形

武者人形 応神天皇

如心斎好の桑小卓は、元々、弓を射る時の矢立てとして使われ、中央に穴があいて矢を立てるものでした。その穴を埋めて仙叟宗室が、床へ飾る香炉卓として好まれたといいます。点前の棚として用いられたのは、如心斎からです。武家の出であります裏千家玄々斎は好んで端午の節句に用いられたといいます。
花にはしょうぶを好んでつかいます。これは菖蒲が尚武に通ずるから、あるいは葉が刀に似ているからだといいます。したがって風呂にしょうぶを浮かべて菖蒲湯とし、その香りを楽しみます。

Japanese Tea Culture 前ページ 次ページ