世界の喫茶文化
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武者人形 応神天皇
如心斎好の桑小卓は、元々、弓を射る時の矢立てとして使われ、中央に穴があいて矢を立てるものでした。その穴を埋めて仙叟宗室が、床へ飾る香炉卓として好まれたといいます。点前の棚として用いられたのは、如心斎からです。武家の出であります裏千家玄々斎は好んで端午の節句に用いられたといいます。 花にはしょうぶを好んでつかいます。これは菖蒲が尚武に通ずるから、あるいは葉が刀に似ているからだといいます。したがって風呂にしょうぶを浮かべて菖蒲湯とし、その香りを楽しみます。
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