延暦24年 805
最澄(767-822 天台宗の開祖)、唐より茶の実を持ち帰り、近江(滋賀県)坂本の日吉神社に植えるという。
弘仁6年 815
嵯峨天皇(786-842)、近江の唐(韓)崎に行幸し、その途次梵釈寺にて僧永忠(742-816)より
茶を献じられる。
嵯峨天皇、畿内・近江・丹波・播磨の諸国に茶の栽培と進貢を命じる。
元慶3年 879
季御読経(宮中の仏教儀礼)において、僧侶に茶が供される。
延喜2年 902
醍醐天皇(885-930)、仁和寺に行幸し、宇多法皇(867-931)に茶をすすめる。
天暦4年 950
『仁和寺御室御物実録』 に茶道具が記される。
長保2年 1000
『東寺宝蔵目録』に「茶 」が記される。
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828
朝鮮半島に中国の茶が伝来。
835
唐で茶の専売制度が試みられる。
唐の詩人、廬同没。
983
宋で『太平御覧』編纂される。茶に関する文献も多く掲載。 |
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