元応2年 1320
『仏日庵公物目録』(鎌倉円覚寺の什物を記した書物)に唐物が多く記される。
正中1年 1324
南北朝内乱の前夜、後醍醐天皇の近臣が闘茶(飲茶勝負)をおこなう。
元徳2年 1330
金沢貞顕(1278-1333 鎌倉幕府の執権)の書状に唐物と
茶の湯の流行が記される。
建武1年 1334
二条河原の落書(建武政権の世相を風刺した落書)に、連歌会や茶寄合の流行が記される。
建武3年 1336
足利尊氏(1305-58)、 『建武式目』を制定して茶寄合などの群飲逸遊を禁止。
貞治5年 1366
佐々木道誉(1296-1373 南北朝時代の武将)、京都の大原野で百服の闘茶(飲茶勝負)を催す。 |
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1314
元の魯明善、『農桑撮要』 を著し、茶の栽培法を記述。
1346
元の張以寧、「陸羽烹茶」の詩をつくる。 |
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