世界の喫茶文化

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茶人のことばと人となり

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これまでの掲載文

表千家の茶事

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花所望

茶人のことばと人となり
第11回 "覚々斎「初雪や心ばかりの茶の湯かな」如心斎「利休形の茶といふハ常に古風を忘れず…」"
覚々斎筆一行 心外無別法
覚々斎筆一行
心外無別法
千利休居士の没後、百年から百五十年をむかえる江戸時代中期、ことに大坂・京都・江戸では都市文化が発達し、教養や楽しみとして茶の湯を学ぶ人たちが増大しました。表千家六代家元覚々斎と七代如心斎の時代です。
この頃には利休の子息や弟子たちから枝分かれしたさまざまな流派が存在していました。
そうした時流のなかで覚々斎と如心斎は利休の精神を大切に守りながら、時代に応じた新たな茶の湯を展開しました。
                   
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